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K-POP英語コンテンツの日本語訳。たまに韓国語も。

【日本語訳】K-POPスターを支えるアメリカ人たち①

2020年3月29日にCNN Entertainmentに掲載された「You know your K-pop stars. Now meet the American producers and songwriters behind them」の日本語訳です。

 

非常にボリュームがあるため、数回に分けて投稿していこうと思います!(笑)

 

【元記事】

http://You know your K-pop stars. Now meet the American producers and songwriters behind them

 

☆☆☆

もうK-POPスターは知っている。それなら彼らを支えるアメリカ人プロデューサーとソングライターに会いにいこう!

 

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BTS

 

そう、韓国は小さい。その国全体、そして北側の隣人(北朝鮮のことを指す)をたしても、ミシガンより小さいことになる。しかしその小さな国の中で、世界中を嵐に巻き込んだ革命的なものが誕生した…韓国のポップ音楽、つまり「K-POP」である。

 

昨年、ロンドンのウェンブリースタジアムで行われたBTSのコンサートは9万人を動員し、チケットはたった90分で売り切れた。ブラックピンクの「Kill This Love」ミュージックビデオは初めの24時間で5600万回以上の再生を達成した。たった10年前には世界がK-POPの存在さえ知らなかったことを考えると、これらはとんでもない偉業である。

 

K-POPが韓国最大の輸出材料になるのに伴い(BTSだけでも韓国のGDPのうち46.5億ドルを占めている。)、芸能事務所は次のヒットを生み出すため、最高のソングライターとプロデューサーを募集している。そしてその多くは図らずもアメリカ出身なのである。

 

そしてそれらのアメリカ人ソングライター・プロデューサーが、ブルーノ・マーズジャスティン・ビーバーといったアメリカ国内における著名なアーティストと作業したことがある一方、彼らの多くが、K-POPアメリカでの活動にいきづまったときに彼らの輝きを保ってくれたものものとして認めている

 

「音楽業界では、浮き沈みが本当に激しい。いいときはほんとに好調だし、悪いときはほんとにうまくいかない。この業界で生き残るのは難しい。」プロダクションとソングライティングチーム「The Stereotypes」のJonathan Yipは言う。

 

「僕たちは何度も作業をやめたことがある…だけど韓国に行く機会を得て、そこで私たちを受け入れてくれたんだ。」

 

テヤン(BIGBANG)による不朽の「Eyes, Nose, Lips」から、BTSの最新ヒット「ON」まで、これらのアメリカンソングライター・プロデューサーが、私たちの愛する楽曲の制作を手伝うため、才能を注いできた。

 

以下が現在のK-POP界において有力なアメリカ人ソングライター・プロデューサーの一部である。

 

《The Stereotypes》

レッドベルベット「Bad Boy」

 BoA 「Kiss My Lips」

テミン 「Press Your Number」

Super Junior 「Devil」

Jessi 「Gucci

 

《Melanie Fontana & Lindgren》

BTS 「Boy With Luv」「ON」「Euphoria

Twice 「Trick It」

I.O.I 「Crush」

TXT 「Crown」

EVERGLOW 「Bon Bon Chocolate」

 

《Bekuh BOOM》

テヤン「Eyes, Nose, Lips」

ブラックピンク 「Whistle」「Ddu-Du Ddu-Du」「Kill This Love」

iKON 「Goodbye Road」

 

《Chikk》

EXO 「Overdose」「Monster」

少女時代 「Mr.Mr.」

テヨン(少女時代)「Why」

レッドベルベット「Red Dress」

NCT 127「Kick It」

 

☆☆☆

 

今後数回に分けて、これらのソングライター・プロデューサーについてより詳しく紹介していきたいと思います。

 

個人的に「K-POP」といえば、「ザ・Made in Korea」なイメージがありましたが、予想以上にアメリカ音楽の影響が入ってきていることがわかります。

 

驚くことに、TWICEやI.O.Iまで。

 

特にBTS、ブラックピンク、NCTあたりは北米で人気ですが、やっぱりアメリカの音楽の要素をとりいれている、というのも売れている要因なんでしょうか?

 

それにしても、K-POPが北米で流行るという現象、何度考えてもなんか不思議だし驚きなんだよな~